馬体重が逃げ馬に与える影響は芝とダートで異なる?

芝・ダート別に見た馬体重ごとの成績の違い

ある読者から
「芝とダートでは馬体重の成績に差があるんじゃないですか?」
というご意見をいただきました。

確かに以前紹介したダート限定の商材「砂鬼」は、「ダートにはパワーが必要」という理由で480kg未満の馬は切り捨てていました。
(砂鬼のレビュー記事はこちら→ http://morimin.com/?p=1267)

ダートと芝で必要なパワーが異なるのであれば、当然、馬体重別の成績も変わってくるはずです。

そこで、芝とダートそれぞれで、馬体重別の成績を取ってみました。
まずは逃げ馬に絞らずに全馬を対象にした結果です。
(データ期間は2005年1月~2015年11月8日です)

芝ダート馬体重

芝もダートも馬体重が重くなるほど成績がよくなっていますが、それぞれ少し特徴が違いますね。

ダートは確かに砂鬼の示す通り、480kgで成績が区切られています。

一方、芝は480~499kgの成績はさほどよくないものの、500kg以上になると明確な差が出ます。

この特徴は馬券を買うに当たって広く役立つと思うので、ぜひ頭に焼き付けておいてください。

逃げ馬の芝・ダート別に見た馬体重ごとの成績の違い

さて、続いて逃げ馬についても同様に見てみます。

芝ダート馬体重_逃げ馬

以前に芝よりもダートの方が成績は良いことは検証しましたが、
こうしてみるとダートの成績の良さが目立ちますね。

的中率はどの体重でも安定してほぼ20%を維持、単勝回収率も200%近辺をキープしています。

これに比べると芝はやや劣るものの、それでもどの体重でも立派な回収率てす。

強いて言うならば419kg以下は不振というくらいでしょうが、全体に占める割合を考えるとあまり意味がありません

やはり逃げ馬に絞ると馬体重と成績は関係なさそうです。

これはデータ派にとっては知っておいた方が良い事実かもしれませんね。

頭に入れておいていただければ幸いです!

 

では、また!


 

なお、今後も逃げ馬についての検証は続けていきます。
情報を見逃さないためにも、ぜひ以下のページからメルマガへご登録ください!
http://morimin.com/clscp/lp/

コメントを残す

このページの先頭へ