人気馬のコロガシより穴馬を狙え!

穴馬狙いは人気馬のコロガシよりもお得!?

先週書いた「穴馬を狙うメリットその3 控除率の影響が少ない」には「参考になった」というありがたいメールをいくつかいただいたのですが、一方でピンとこないという方もいらっしゃったので、今回は同じ内容を違う角度から書いてみます。

1日で1,000円を8,000円に増やすには

仮に軍資金1,000円を持って競馬場に向かい、これをその日のうちに8,000円に増やしたい状況だったとします。

さてその方法として、1,000円を元手に単勝2倍の馬で3回コロがす(払い戻し額をすべて次のレースに賭ける)のと、単勝8倍の馬に1度だけ1,000円を賭けるのとではどちらが有利でしょうか。

前回同様、オッズは勝率に対して適正についているものとします。

前回の記事を読まれた方は、細かい計算過程はわからなくても答えはわかると思います。
いや、このメールのタイトルからもすぐに想像がつくでしょう。

穴馬狙いのほうがお得

正解は後者の「単勝8倍の馬に1度だけ1,000円を賭ける」です。

以下、それぞれが成功する確率を計算してみます。

まずコロガシの方。
単勝2倍の馬の勝率は80%÷2=40%です。
それを3回連続で的中させるわけですから、成功率は40%×40%×40%=6.4%です。

一方、単勝8倍の馬ですが、こちらは勝率が80%÷8=10%です。
これがそのまま成功率になりますから、前者と比べて明らかに有利ですよね。

無視できないほど大きい控除率の影響

これは前回同様、控除率の影響です。

後者は1回しか控除されないのに対し、前者は3回も控除されてしまうことが原因です。

もちろん、控除がない場合を考えれは、どちらも成功率は12.5%で同じです。

いかに控除率の影響が大きいかおわかりいただけたでしょうか。

なお、誤解のないよう補足しておきますが、1つのレースにおいてはどの馬も控除率は同じです。

よってあるレースにおいて単勝2倍の馬を狙うよりも単勝8倍の馬を狙う方が有利、と言っているわけではないのでご注意下さい(控除率の面では)。

以上、控除率の影響を受けにくい点について別の角度から書いてみました。

競馬で資金を増やす上で、このことを知っているのと知らないのでは雲泥の差だと思いますので、ぜひ頭に入れておいて下さい。

なお、前回触れたとおり、次回は穴馬狙いのデメリットについて書いてみたいと思います。

 

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