穴馬を狙うメリット② 的中率に余裕が持てる

的中率は低くて良い

単勝1.2倍を9割当てられるとしたら

今回は的中率について考えてみます。

例えばあなたがすごい才能を持っていて、単勝1.2倍の馬であれば9割の確率で的中できるとした場合、長期的な回収率は1.2×0.9=108%です。

しかし才能が陰り的中率が8割に下がってしまうと、1.2×0.8で96%となり回収率は100%を超えられません。

大本命の馬を狙う場合、的中率80%ですら負け組になってしまうわけです。

そして悲しいかな、私を含むほとんどの競馬ファンはそんな卓越した才能を持っていません。

何が起こるかわからない現実世界の競馬においては的中率80%ですら至難の業です。

現実の単勝1.2倍の馬の成績

実際にTargetを使って調べてみると2012年1月~2016年3月の単勝1.2倍の馬の勝率は約68%です。

この単勝1.2倍だった全81頭の内訳を見ると、1着が55頭、2着が17頭、3着が2頭、4着以降が7頭でした。

もしこの81レースの中で的中率を8割にしようとした場合、見送るレースを選ばなければなりません。

4着以降の7頭は調子の悪さや展開のアヤから仮に見抜けたとしても、それで削れるのは7レース。
まだ的中率は80%に届きません(55÷74≒74%)。

つまり、該当馬が2、3着には来ているようなレースから、削るべきレースをきっちり選ばなければならないのです。

そして正しくそれを選んで的中率80%を達成しても回収率は100%に満たないのです。

いかがでしょう?
私はここに労力を注いでも徒労に終わると思っています。

前回の話にもつながりますが、世の中の誰もが注目しているような人気馬を狙うに当たって、さらに人よりも秀でた成績を残すのは常人にとって容易ではありません。

単勝12倍の馬の場合

しかしこれが単勝12倍の馬ならどうでしょう。

10回に1回的中すれば回収率120%です。

外すことがほぼ許されない上記のような本命馬狙いと違って、外れても当たり前(10回に9回は外れる)の馬を買う方が、気持ちも楽だし現実的だと思いませんか?

しかもこれが10回に2回当たるようになれば、回収率は240%です。

単勝1.2倍の馬を狙う場合は回収率の上限は120%ですから、それに比べて夢もありますよね。

もちろん何の戦略も持たずに穴馬を狙い続けても、20%の控除率の波に飲まれていくだけなので、研究の必要はあります。

ただ、研究の成果が出やすいのが穴馬である、ということは言えるのではないかと思います。

以上、今回は的中率の観点から穴馬狙いのメリットについて述べさせていただきました。

次回は控除率の観点から穴馬狙いが有利であることを述べ、いったん穴馬を狙えシリーズ(?)は終わりたいと思います。


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