【2016年フェブラリーS】内枠が不安だが、コパノリッキーの3連覇に期待
フェブラリーS
本日は今年初のG1、フェブラリーSがあります!
いつものように、舞台となるコースの
過去データ分析をしたいと思います。
東京ダート1600mの特徴は以下の通りです。
なお、データはすべて単勝20倍以下で絞っていますが、
それは穴馬券による影響を避けるためです。
例えば、該当数が100しかないデータで、
そのうち99頭が着外だったとしても、
単勝120倍の馬が勝ってしまったら、
それで回収率120%になってしまいます。
それでは本質的な傾向が見れないと思いますので、
このような縛りを設けています。
断然外枠有利!
まずはいつものように枠順から。
2006年以降の同コースの馬番ごとの成績は以下の通りです。
(単勝20倍以下の馬で集計)
これはダートコース全般の傾向でもありますが、
はっきりと外枠有利です。
8番以下では単勝回収率が80%に届く馬番はありませんが、
9番以降では90%超え、100%超えも出てきます。
内枠は勝率自体が低いですが、回収率も低いということは、
その不利がオッズにも織り込まれていないということです。
単勝20倍以下に絞ってこの傾向ですから、
有力馬が内枠に入った場合は注意が必要だと思います。
馬の能力や調子は、多くの馬券購入者が重視しますので、
すでにオッズに織り込まれていますが、
枠順はあまり注目されていないことがよくわかります。
これはダートコースが芝と違って外枠有利だということが、
認知されていないことも影響しているかもしれません。
先行馬優位
次に3コーナー順位別の成績です。
(2006年以降、単勝20倍以下)
これも、ダートコースの特徴でもありますが、
明らかに先行馬優位です。
ただし、他の競馬場と違うのは
逃げ馬が圧倒的有利というわけではなく、
1~3番手が満遍なく好成績という点です。
前に行きそうな馬を何となく狙えばよいので、
逃げ馬を予想するよりはやりやすいかもしれません。
種牡馬別成績はデータ数に注意
次に種牡馬別の成績です。
少し時間に余裕があったので、
このレースに出走する馬だけを抜き出しました。
(2006年以降、単勝20倍以下)
普段種牡馬にはあまり興味を持っていない人も、
このような成績を見せられれば、
多少は意識をしてしまうのではないでしょうか?笑
そもそも自分が買おうとしている馬の
種牡馬って見ない人も多いのでは?
ぜひ今回は参考にしてみてください。
ただ、当該コースの実績がほとんどない馬もいるので、
該当数の欄には要注意です。
データ数が1桁の馬なんて参考になりませんし、
単勝回収率1位のトワイニングの成績も
ノンコノユメ自身が作っている部分もありますので。
やはり優秀なルメール騎手
次に騎手別の成績です。
こちらも今回のレース出走騎手に絞りました。
(2006年以降、単勝20倍以下)
やはりルメール騎手は優秀ですね。
勝率が群を抜いているだけでなく、
外国人騎手は人気が出やすいにも関わらず、
それでも単勝回収率が100%を超えています。
次に、大野騎手は勝率は20%割れですが、
注目度が低いせいか回収率は魅力的です。
他のメジャーな騎手は、勝率はよくても、
その分オッズに反映されているため、
回収率はイマイチになっています。
ただ、種牡馬同様、データ数が少ないものは
あまり参考にしないでください。
前走からの距離短縮が有力
ダートコースの分析する機会は少ないので、
もう1つデータを載せておきます。
(2006年以降、単勝20倍以下)
距離延長と距離短縮で明らかに回収率が違います。
距離短縮の方が優位ですね。
1200mからの延長か、1800mからの短縮か、
判断材料の1つとして考えても良いかしれません。
結論
色々な項目で優劣がはっきりとしてはいるるものの、
すべての条件を満たす馬はおらず、悩ましいところですが、
私はコパノリッキーを推したいと思います。
やはり、先行力は大いに魅力ですし、
種牡馬ゴールドアリュールの成績もなかなかです。
そして前走1800mからの距離短縮も魅力です。
内枠という点や武豊騎手に不安はありますが、
ここは3連覇にかけたいと思います。
ただ、上に挙げたように他にも注目すべき点はありますので、
あなたなりの予想のプラス材料にしてもらえばと思います。
では、また夜に結果を配信します!
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