払戻率の変更で割を食う1番人気→人気別に一覧にしてみました

さて、ここ2回ほど「回収率の変更は人気薄馬に有利」と書いてきましたが、どれくらい有利なのか回収率ほ変化を計算してみました。

その結果がこちらです(2004年以降の全レースについて、16頭立て限定で調べています)。

人気 勝率 単回収率(旧) 単回収率(新) 差分
1番人気 30.5% 76% 74% -2%
2番人気 18.6% 80% 80% 0%
3番人気 13.1% 80% 80% 0%
4番人気 9.5% 81% 81% 0%
5番人気 7.2% 82% 83% 1%
6番人気 5.6% 85% 86% 1%
7番人気 4.2% 80% 81% 1%
8番人気 3.4% 88% 89% 1%
9番人気 2.5% 82% 83% 1%
10番人気 1.7% 72% 73% 1%
11番人気 1.4% 72% 73% 1%
12番人気 0.8% 55% 56% 1%
13番人気 0.7% 66% 67% 1%
14番人気 0.4% 45% 46% 1%
15番人気 0.3% 44% 45% 1%
16番人気 0.2% 37% 38% 1%

取得した回収率が整数値のため、少し荒い数字ですが、5番人気以降で軒並み1%程度の改善となっていますね。

それよりも1番人気の2%減の方が影響は大きいかもしれません。ただでさえ1番人気の回収率は低いのに、今回の払戻率変更によってそれが悪化します。もともと1番人気は安定性がある分、買い続けていると回収率は75%付近に修練してしまい、回収率100%を超えるのは相当困難な券種です。

今回の変更でより買いにくい馬券となってしまいましたので、今後的中率を犠牲にしてでも購入対象から外すことも考えたいと思います。

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