「馬券裁判男」の馬券の買い方を参考にする
興味深い本が発売されたので買ってみました。
1億5000万円稼いだ馬券裁判男の予想法を解明する本 (競馬王馬券攻略本シリーズ) | |
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競馬王取材班 JRDB
ガイドワークス 2014-08-08 |
馬券裁判男、ご存知でしょうか?
簡単に説明すると、ある男性は2007~2009年の3年間に計約28億7000万円分の馬券を購入し、計約30億1000万円の配当を得ており約1億4000万円の利益を得たのに税金を払わなかったとして訴えられた事件です。
この裁判の争点は、税金の計算の元となる所得はいくらかということ。この男は当然のごとく1億4000万円を主張したのですが、検察側は28億7000万円が所得だと主張したのです。つまり検察側の主張はハズレ馬券は経費として認められないというものでした。
裁判の結果、一審も二審も男の言い分が認められました。
つまりハズレ馬券は経費として認められたわけです。
ただし裁判官の言い分としては、「機械的・網羅的に継続して投資が行われていれば」という前提付きです。
この判断が難しいところではありますが、要は決められたルールに従って淡々と買い続けていれば、ハズレ馬券も経費としてよいと認められることになりそうです。
と、確かにこの判決の内容も注目に値するものではありました。一定のルールを設けて投資していれば、利益だけにしか税金がかからないことがわかったのですから。
しかし、もっと気になるのが、どうやって1億4千万円もの利益を叩き出したのかということです。その方法がわかって真似をすれば自分も同じように億の利益を手に入れるのも夢ではありません。
と、まぁそう思ったところで、方法を知ることなんてできないんだろうな、と思っていました。そんなに稼げるなら手法なんて明かさずにひっそりと稼いでいるでしょう。
しかし、何と上のような本が出たのです。どうやら2チャンネルで高額馬券投資家として有名だった卍という人物の書き込みと、この裁判の男の主張がかなり被るところがあり、その書き込みから予想法を探ったということです。
さっそく読んでみて「これは本物っぽい」と思いました。
予想に対する考え方から、資金運用法まで、実によく考えられていたからです。
全く同じ方法は再現できないですし、この本が出たことにより似たような方法すらすでに通用しなくなっている可能性は高いですが、考え方として参考になる部分は多々ありました。
特に「追い下げ」という資金管理の考え方は勉強になりました。資金管理としてはコロガシや追い上げしか頭になかったですが、確かに長期継続するためには「破産しない」というリスク管理の仕方は重要です。
その他穴馬の選び方や、JRDBというデータサービスの概要なども知ることができ、馬券生活を目指す自分にとっては非常に価値のある一冊でした。
オススメの一冊ですので、馬券で億を目指そうと思っている方はぜひ読んでみてください。
私も今後使えるものは利用して、「恒常的に競馬で稼ぐ」というゴールに一歩ずつ近づきたいと思います。
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