【2017年桜花賞】人気薄の逃げ馬候補2頭に注目
春のG1シリーズ第3弾は桜花賞です。
「今年の3歳牝馬は牡馬よりも強い」という声も多く、注目されるレースですが、そんな中でも断トツの1番人気はソウルスターリングです。
過去のレースを見る限り、死角はまったくなさそうですが果たしてこの馬に勝てる馬はいるのでしょうか?
こんな時こそ逃げ馬にその期待をすべく、今週も逃げ指数を見ていきたいと思います。
先週からの逃げ指数改良点
今週は先週からその逃げ指数に以下の改良を加えました。
- 全体的な3コーナー通過順位を推測するのではなく、3コーナーで1位になりそうな馬を高く評価するようにした
- JRDBの「テン指数」も予想項目として追加した
それぞれ、詳しく述べます。
3コーナー1位の馬を高く評価
まず1つ目ですか、先週までは3コーナーの通過順位の予想をさせるように回帰分析をかけていました。
つまり、こういう条件を持つ馬だったら3コーナーは何位くらい、というような分析の仕方です。
この方法だと、前に行きそうな馬、後ろで控えそうな馬など、おおまかな位置取りを予想する形になるのですが、例えば3コーナー1位の馬と2位の馬の評価の差は大きくつきません。
ただ、私が最も予想したいのは「3コーナーで1位通過する可能性が高い馬」です。
そこで、分析の方法を変え、3コーナー1位の馬と2位の馬の評価を大きく変えました。
これによって、3コーナーでの各順位を当てる精度は落ちますが、3コーナー1位の馬を当てられる確率が高まりました。
JRDBのテン指数を利用
JRDBが何かという説明については、JRDBのホームページの解説に譲ります。
このJRDBでは独自の様々なデータを蓄積しており、あの馬券裁判の卍氏も利用していたため、以前から興味を持っていました。
そして、今週いよいよ会員になってデータを仕入れてみました。
実際に中身を見てみると確かにデータが豊富で、逆にすべてを把握するまでには相当時間がかかりそうです。
ただ、調教、パドックなどはJRDB社員が目で見たものを入れている他、卍氏が利用している蹄(ひづめ)の大きさのデータなど、一般のデータ予想をしている人では利用したくてもできないようなものが盛りだくさんで、これを研究すれば、人とは異なるオリジナルの指数を作るのに有効だと思いました。
その中で、今週は「テン指数」を導入してみました。
テンの速さを評価した指数なので、逃げ馬の予想には直結しそうです。
来週以降も他にも利用できそうなデータがないか探してみますが、見た感じはどちらかと言うと「逃げ馬」を予想するというよりは「高回収率が期待できる馬」を予想するのに利用できそうなデータが多いので、一度「逃げ指数」がある程度安定していよいよ「各馬の期待値を評価する」段階に入った時に、色々と利用してみたいと思います。
さて、以上の2点の改良を加えた逃げ指数ですが、これを元に先週の大阪杯を再評価してみたいと思います。
このレース、頭ではマルターズアポジーが逃げると思いつつも、先週時点の指数値が1位評価したのはキタサンブラックでした。
(参考記事:【大阪杯結果】今週も指数1位が逃げずに快勝というモヤモヤした状態)
このレースを今週改良したもので改めて評価すると、以下の通りとなりました。
うん、こっちの方がしっくりきますね。
このように、反省点を活かしながらの地道な改良になりますが、徐々に精度は高まってきていますので、ぜひ逃げ馬予想の参考にしてください。
2017年桜花賞の逃げ馬予想
さて、前置きが長くなりましたが、2017年桜花賞の逃げ馬予想です。
逃げ指数は以下の通りとなりました。
(3番のサロニカは取り消しになっています)
逃げ指数が抜けた存在なのは、5番のベルカプリと7番のショーウェイですが、それぞれ前日時点では17番人気と15番人気です。
3位のレーヌミノルは数値が少し離れているのて、おそらく逃げるのはベルカプリ、ショーウェイのいずれか。
そして指数値を公開している以上、逃げ馬予想はベルカプリでいきたいと思います。
ペースに関しては少なくともこの2頭がハナを争うような愚行をしない限り、スローになる可能性が高いです。
指数値を見てもわかるように、前に行きそうな馬がほとんどいませんので。
スローべースとわかっていても、ソウルスターリングが自ら逃げることは考えにくいですから、一発があるとすればやはり逃げ馬だと思います。
上記2頭では心もとないてすが、それでも人気馬の仕掛けが遅れて前が粘る展開は十分に想定できますので、馬券としては押さえておきたいところです。
以上、展開予想にご利用いただければ!
なお、先ほども述べましたが、逃げ指数が安定してきたら、次はそれを予想項目の1つとして投資対象馬を決める段階に入っていきます。
興味がある方は、まずはメルマガに登録して逃げ馬の優位性を知っておいてください。
http://morimin.com/lp/nigeuma/
では、またレース後に回顧します!
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