【レース回顧】京都新聞杯、NHKマイルC
この土日は初めて有料での競馬予想を行ったということもあり、普段とは違う緊張感がありました。
100円とはいえ大切なお金を頂いていることで、馬券を買っているときだけと比べて何倍もドキドキしますね。
その記念すべきレジまぐ初予想だった京都新聞杯(こちらは初回のため無料公開)と、初めての有料予想だったNHKマイルCを振り返りたいと思います。
京都新聞杯
まずは土曜日の京都新聞杯から。全着順と私の指数(=期待回収率)は以下の通りでした。
こちらは無料予想だったのでご覧いただいた方も多かったと思います。
指数が100を超えていた2頭を買い推奨しましたが、結果はめでたくプラチナムバレットが1着。
レジまぐ初予想を的中で飾ることができました。
ただ、レースそのものは私の思惑とは少し異なったものでした。
基本的には私の指数は前に行く馬が高く評価されやすく、プラチナムバレットにもその部分での加点があったのですが、実際には後方からの競馬を強いられました。
浜中騎手も「あと一列前でレースをしたかったのですが、うまく誘導できず後方になりました。」と語っていますが、指数としてももっと前での競馬をする想定での評価でした。
もちろん位置取り以外にも指数で評価しているポイントはたくさんあり、それゆえの高指数値にはなってはいるのですが、今回の位置からの勝利は私にとってラッキーの部類だったと思います。
どちからと言うと想定に近かったのはウインベラシアスの方でしょうか。
倍率80倍超の人気薄ながら宣言通りの逃げ、それも後続を引き離す大逃げを見せてくれ、私の買い目を参考にして馬券を買ってくれた人はワクワクしたのではないかと思います。
もちろん今回は結果は伴わなかったので予想家としてはこれを良しと言い切るのも良くないのでしょうが、80回レースをやればこの馬が勝つケースもあると思いませんか?
それで馬券的にはプラスになるなのです。
人気薄の逃げ馬を狙うというのが効率がよいことがわかってもらえるのではないかと思います。
低評価を与えたサトノクロニクルが2着に入ってきたことで「この指数は精度が低い」と評価する人がいるかもしれませんが、そういう人のために右端の「期待勝率」を載せてあります。
これは期待回収率をオッズで割っただけのものですが、人気馬は期待値が低かったとしてもそれなりに勝ってしまうことがある、という良い例になったのではないかと思います。
すなわち期待回収率が60%程度しかなくても、単勝4倍の馬であれば15%くらいは勝ってしまうわけです。
1つ1つのレースの結果だけで予想法や馬券術の評価をすることが危険であることを、このような例で体感してもらえればと思います。
ということで、少し想定とは異なる結果となったものの、的中は的中として受け止めておきたいと思います。
初回でできたわずかながらの貯金を今後の予想で食いつぶしていかなわないよう良い流れが続くことを祈ります。
なお、後ろから差しても勝ってしまうという強い勝ち方を見せたプラチナムバレットですが、レース後に故障が発覚。
ダービーでも面白い存在になりそうだと感じただけに残念です。
NHKマイルC
続いて、初の有料予想となったNHKマイルCです。
まだレジまぐ内では全く知名度のない私の予想など買う人がいるのか?と思っていましたが、思ったより多くの人に買っていただけました。
これは京都新聞杯の的中が大きかったのかもしれませんが、自分の努力してきたことが理解された気持ちになって嬉しかったです。
本当にありがとうこざいました。
で、肝心の結果ですが、レースの着順と私の指数(=期待回収率)は以下の通りでした。
期待回収率が100を超えていたのはボンセルヴィーソ1頭だったので、この馬の単勝を推奨しました。
そして実際のレースでは想定通りこの馬が逃げてくれ、しかも松山騎手が絶妙なペースで4コーナーまで運んでくれて、直線ではあわやの粘りこみも感じさせる場面もありました。
しかし、ラスト200mほどのところでつかまってしまい、私の予想の2連勝はなりませんでした。
勝ったアエロリットは桜花賞で控える競馬を選んでいたので、ここでも私は後ろから行くことを想定していました。
しかし、このレースでは好スタートを決めると横山騎手は前に付ける騎乗を選択。
おそらく桜花賞で控えて敗れたことの反省を活かしたのでしょう。
「この馬は先行すれば強い」ということは多くの予想家の間でも言われており、このような騎乗ができるのであれば勝ち負けは必至。
今後も同じような競馬ができるのであれば、この世代の最強の一角を占める馬であると思います。
今回のアエロリットの騎乗を見て思い出したのが、昨年勝利したメジャーエンブレムです。
世代女子最強と言われて臨んだ桜花賞では、それまでのスタイルである逃げを選択せず控えた結果4着に敗退。
しかしその反省を活かし、NHKマイルCでは逃げて勝利したパターンと似ているな、と。
私の指数計算では、このようなケースでの位置取りの変更を予想できないことが1つの弱点です。
「前回のレースの反省を活かして今回は乗り方を変えてくるかも」という考えを数式で表現するのは難しいですが、今後の課題として方法を探っていきたいと思います。
さて、単勝だけならここまでで話は終わりですが、今年のNHKマイルCをその他の券種で荒れた結果にしたのは2着のリエノテソーロでした。
どの馬が勝ってもおかしくないメンバーだったので別にこの馬が2着に来ても驚くことはないのですが、自分の指数が93と高評価を与えていたことは少々意外です。笑
理由については調べてみて「あー、これか」と思う要因でしたが、このような馬が指数値100を超えることがあれば、その理由についても予想記事の中で紹介していきたいと思います。
このように期待回収率は穴馬の発見に利用できるかもしれませんので、ぜひ今後も注目してみて下さい。
以上、京都新聞杯とNHKマイルCのレース回顧でした。
なお、新潟大賞典では指数値が100を超える馬がいなかったので、予想を見送りました。
今後も同様に指数100超えがいないレースは見送る方針ですが、G1など注目が集まるレースでは指数値100超えを満たす馬がいない場合にも予想記事を作成し、無料で公開したいと思います。
では、また!
最近のコメント