前走より距離が延びると逃げやすくなるって本当?

今日は逃げ馬を予想するにあたって「前走からの距離の変化」が関係あるかどうか見てみます。

私がこれまで読んできた本などには

短い距離のレースの方がペースは早い。
そして馬は前走のペースを覚えている。
だから前走から距離が延びた馬は 逃げやすい。

という趣旨のことが書いてありました。

またメルマガ読者の方からも似たような推測をご意見いただいています。

確かに納得の行く説明ではあります。

 

でも、実際はどうなんでしょうか。

ここはきちんと調べてみたいと思います。

今回は逃げた馬とそれ以外の馬で、以下の3つの比率を比較してみます。

  1. 前走よりも今走の方が距離が短い
  2. 前走と今走が同距離
  3. 前走よりも今走の方が距離が長い

もし最初に書いた仮定が成り立つなら、逃げ馬は普通の馬と比べて3番の比率が高くなるはずです。

実際はこうなりました。

逃げた馬においてもそれ以外の馬においても前走と同距離の馬の数が最多です。

これはそもそも前走と同距離に出走する馬の絶対数が多いので、当然の結果ではあります。

それよりも注目すべきは、前走より距離が短くなった馬です。

逃げ馬とそれ以外の馬で5%近くの差があります。

この結果からは「前走よりも距離が短いレースに出ると逃げにくくなる」ということが言えると思います。

一方、今回のそもそもの仮定であった「前走より距離が延びると逃げやすいか」については、若干の傾向はうかがえますが、それほど大きな差があるとも言えません。

なので次回は距離延長のケースについてもう少し詳しく見てみたいと思います。

 

では、また!


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