クラス別では新馬、未勝利に安定感

今日はクラス別に逃げ馬の成績を見てみたいと思います。

同じ逃げ馬でも、新馬戦や未勝利戦などでは、他馬とのスピードの違いで逃げてしまってそのまま勝ち切ることが多く、重賞レースでは有力馬が牽制し合う中、展開の利で穴を開ける逃げ馬が多いような気がしていました。

果たして勝率や回収率などの実態はどうなのでしょうか。以下がその結果です。
(1986年~2015年、3コーナー先頭だった馬の成績)

逃げ馬条件別

やはり新馬戦、未勝利戦の優秀さが際立ちますね。

勝率・回収率ともに優秀な数字なので、積極的に狙っていきたいところですが、特に新馬戦は「何が逃げるかわからない」というのが最大の課題ですね。

ただ、血統、前評判、調教、厩舎コメントなど、材料がないわけではないので、研究課題として取り組んでいきたいと思います。

一方、重賞レースは勝率・回収率ともに落ちます。特にGⅠではそれが顕著に出ています。

重賞クラスのメンバーになると、逃げ切るのは難しくなってくるようです。

またGⅠの成績が芳しくないのは、逃げ馬の苦手とする東京競馬場でのレース比率が多いことも影響していると思われます。
(競馬場別の成績については後日配信します)

以上より、新馬戦、未勝利戦では3コーナー先頭だった馬がそのまま勝ち切ることが多く、レースレベルが高くなるほどその傾向が薄れていく、ということになるかと思います。

ただ、条件が上のレースでも、勝率の落ちに比べると回収率の落ちは緩やかです。

つまり、逃げ馬は確かに勝ちにくくなるのですが、それがオッズに反映され過ぎていて、結局は回収率は高いまま、ということです。

これらを考えると、GⅠ以外では、無条件で逃げ馬狙いで良いと思います。

GⅠについては、確かに成績は見劣りしますが、それでも回収率は100%を超えています。

何が逃げるかわからない点を考慮すると、闇雲に逃げそうな馬を買うのは得策ではないですが、条件を絞って狙っていくのは効果がありそうです。

結論としては、どの条件で逃げ馬を狙いましょう、ということになると思います。笑

 


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