牡馬と牝馬の逃げ馬はどっちが優秀?

久しぶりに白抜きではない、一般的な逃げ馬の分析です。

今回は性別ごとの成績について調べてみました。

逃げ馬の定義は以前と同様、「3コーナー先頭」の馬で、対象は2005年以降の全レースです。
今回は勝率と単勝回収率だけ記載いたします。

牡馬  勝率21.9% 単勝回収率216%
牝馬  勝率18.1% 単勝回収率197%
せん馬 勝率16.2% 単勝回収率171%

久々に逃げ馬の成績をちゃんと見ましたが、改めて圧巻されます。

一方、せん馬の成績は見劣りします。

続いて、牝馬の牡馬に対する成績をもう少し正確に見るために、牝馬限定戦を除いた成績を調べてみました。
すると以下のような成績になりました。
牝馬  勝率17.2% 単勝回収率202%

限定戦を除いた方が回収率はよくなっていますね。

念のため、逆に牝馬限定戦に絞って成績を調べたら以下の通りになりました。
牝馬  勝率19.5% 単勝回収率189%

牝馬限定戦以外、すなわち牡馬とのレース方が勝率は低いのに回収率が高いことを考えると、
「牝馬は牡馬と戦うと勝率は低いけれど、馬券購入者からはそれ以上に低く評価されているため回収率が高くなる」
と考えられます。

牝馬は弱いというイメージが定着しすぎていて、逆に馬券としては美味しい状態になっているようです。

逃げ馬を狙うときは、牝馬は敬遠せず、むしろ積極的に狙って行って良いと思います。

 


 

なお、今後も逃げ馬についての検証は続けていきます。
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