成績が良い条件を組み合わせても必ずしもさらに良くなるとは限らない!?

あるメルマガ読者の方から、「白抜き逃げ馬のスコア計算は、複数の高回収率の条件を組み合わせればさらに良い回収率になるということを前提としていると思いますが、果たして本当にそうなんですか?」、というご質問をいただきました。

例えばスコア計算ルール上で京都競馬場はプラス、距離2200mもプラスとしている場合に、仮に京都競馬場の2200mが逃げ馬にとって厳しいコースだとしたら、むしろ組み合わせることは逆効果になるのではないですか、というご意見です。
(もちろんこれは例えで、実際に京都2200mの成績が悪いというわけではありません)

実は、その可能性はあります。

例えば同様に馬番12番以降の回収率と、京都競馬場の回収率がともに良かったとしても、京都競馬場が内枠有利だったとしたら、2つの項目を組み合わることはかえって足を引っ張り合う形になっていまいます。

そういう組み合わせが多いのであれば、スコア計算のメリットはあまりありません。

ただ、やはり有利な条件同士を組み合わせると、単独よりも有利な結果になることが多いと思います。

最初の例だと、2200mという距離が逃げ馬にとっては本質的に走りやすい距離であり、かつ京都競馬場はコーナーの作りなどが逃げ馬にとって有利な形態になっているのだとしたら、これを組み合わせることは相乗効果になることは間違いないでしょう。

実際にはそのような組み合わせの方が多いのではないかと思うのです。

もちろん単独で勝てる馬券術であればそれだけに特化すればよいと思います。
しかし、白抜き逃げ馬をもってしても、単独条件との組み合わせでは多くが回収率100%に届かないのが現状なのです。

よって、単独では100%に届かないデータに得点を与え、それを組み合わせて投資対象を探ろうとする試みは、有意義であると思います。
そして実際に過去データを検証して、得点と回収率に比例関係が見られるのであれば、それはきっと馬券術として機能する可能性が高いでしょう。

以上より、条件ごとに得点付けをしていくことに意味はあると思いますし、結果が出る限りは続けていきたいと思います。

 


 

なお、今後も逃げ馬についての分析は続けていきます。
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