穴馬を狙うメリット③ 控除率の影響が少ない
穴馬狙いは控除率の影響が少ない
今日は穴馬を狙うメリットについての3回目として、控除率について書いてみたいと思います。
前回までの記事をご覧になってない方はぜひご一読下さい。
(その1 大数の法則を打ち破る )
(その2 的中率に余裕が持てる )
クイズ
まずはクイズです。
JRA主催のレースで、勝率50%の馬の単勝を2回連続で当てるのと、勝率25%の馬の単勝を1回当てるのでは、どちらがお得だと思いますか?
ただし、オッズは適正に付いているものとします。
さぁ、わかりますか?
「どちらが難しいか」ではなく、「どちらがお得か」という点がポイントです。
難しさに関しては、どちらも25%(前者は50%×50%)で同じですからね。
難しさが同じなら、お得度も同じだと思いますか?
答えはノーです。
順に説明していきます。
勝率25%の馬の方が儲かる!
単勝の控除率は2014年の6月7日から一律20%になったので、1レース当たりの期待回収率は80%です。
(参考記事:「6/7からの払戻率変更は、人気薄に有利!」)
そうすると勝率50%の馬の単勝の適正オッズは1.6倍ということになります。
(50%×1.6倍=80%)
これが2回連続で当たった場合の払戻額は、最初に1,000円を賭けたとすると、1,000×1.6×1.6=2,560円です。
次に勝率25%の馬ですが、こちらの適正オッズは3.2倍です(25%×3.2倍=80%)。
つまり1,000円賭けて当たった時には3,200円になります。
いかがでしょう?
後者の方が640円も得になりました。
繰り返しになりますが、難易度はどちらも同じ(成功率25%)です。
にも関わらず、穴馬を1回当てた方が多くの払い戻しを受けることになるのです。
侮れない控除率
これは20%の控除の影響です。
前者は2レース賭けているので、2回控除されている点がポイントです。
たたでさえ大きな20%の控除の影響を2回も受けてしまうのです。
控除がない場合の払い戻しを考えるとわかりやすいと思います。
もし控除がなければ、今回の例では前者のオッズは2倍、後者は4倍ですので、前者が2回連続で当たった場合も後者が1度当たった場合も4,000円の回収です。
ところが実際は前者はこれに控除率20%の影響が2回乗ってくるので、4,000×80%×80%で2,560円しか払い戻しがなくなってしまうのです。
一方、後者は1回しか控除の影響を受けないので、4,000円×80%=3,200円です。
その差は歴然ですよね。
このように同じ期待値であれば、できるだけ穴馬券を狙った方が有利であることがおわかりになると思います。
以上、3回に分けて穴馬を狙うメリットについて述べてきました。
今回で穴馬についての記事はいったん終わろうと思っていたのですが、メリットだけ述べるのも眉唾な気もしますので、次回はデメリットについても書いてみたいと思います。
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