【2016年ジャパンカップ】過去10年の逃げ馬の成績と脚質データ傾向
来週日曜日は2016年ジャパンカップです。
さっそく、過去10年のジャパンカップの逃げ馬(3コーナー先頭だった馬)の成績を見てみましょう。
過去10年の逃げ馬の成績
過去10年では逃げた馬は1頭も勝っていないどころか、複勝圏内にすら1頭も入っていません。
最高着順もコスモバルクの4着です。
さすがは東京2400m、上がり勝負となることが多く、逃げ切るのは難しいようです。
しかし、人気の欄を見てもらえばわかる通り、多くの馬は人気薄であり、もともと負けても不思議がない馬ばかりです。
先週の反省を活かし、たった10頭の結果だけで安易に逃げ馬の可能性を捨てることはやめておきます。
というのも、逃げ馬が勝ち切れないと言っても、差し・追い込み馬一辺倒という傾向が見られるわけでもないからです。
過去10年の上位馬の脚質とレース傾向
以下は、過去10年のジャパンカップの3位入線までの馬と、3コーナーの順位を、レースの前後半タイムとともにまとめてみたものです。
(確定順位ではなく入線順位であることにご注意ください。このため降着したブエナビスタも1着に入れています。)
これを見ると、むしろ1着になっているのは、前方好位に位置していた馬が多いのがわかります。
2、3着馬の位置取りにはこれといった傾向はなく、ハイペース、スローペースに関わらず脚質はばらけています。
以上より、このレースは各馬の地力が活きる傾向にあるといってよいかもしれません。
展開よりも、馬の能力やコース・距離適正、あるいは調子などによって結果が決まるレースだと思います。
過去に逃げ馬が勝ったJCのレース動画
今回は、過去10年ではこれといった逃げ馬がいませんでしたので、2003年にタップダンスシチーが勝ったレースの動画をご紹介します。
決して得意ではない重馬場の中、マイペースで逃げて直線で突き離し、結果9馬身差での勝利は圧巻です。
「広い府中を一人旅」という実況が印象的でした。
重馬場は逃げ馬が有利、というのを感じた1戦でもありました。
2番手もそのままザッツザプレンティが入り、典型的な前残りの決着です。
数年に1度でもこのようなことが起こると、それだけでも馬券収支はプラスになりますので、やはり逃げ馬狙いはお得ですね。
(例えばこのレースの単勝の1,380円ですので、均等買いなら13年分のハズレを賄えるわけです)
なお、重馬場は逃げ馬が有利だということはデータでも紹介しているので、一度こちらの記事ご確認ください。
以上、過去10年のジャパンカップの逃げ馬の成績や上位馬の脚質傾向などのデータをご紹介いたしました。
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