【2016年日経新春杯】ディープインパクト産駒が安定的
1月17日日曜の京都メインは、
日経新春杯です。
その舞台である芝2400mについて
過去データを分析してみます。
傾向としては内枠有利
過去10年の同コースの馬番ごとの成績は以下の通りです。
(単勝20倍以下の馬で集計)
サンプル数が少ないですが、内枠有利と言えるでしょう。
「え、外枠の回収率も100%超えてるじゃん」
と思う方もいるかしれませんが、例えば14枠を見て下さい。
データ数が17で勝率が5.9%ですから、
1回しか勝っていないことになります。
その時の単勝配当が1840円だったので、
回収率は100%を超えているということですね。
(投資額は1700円なので)
このようにデータ数が少ない分析は
あまり意味がないので注意しましょう!
だからそのレースの過去10年の成績などは、
意味をなさないものが多いのです。
その観点だと「内枠有利!」と断言するのもおかしいことになりますが、
上の結果を見ると内から外に向けて
徐々に勝率や回収率が下がっています。
そのような全体の傾向から、内枠有利と判断したわけです。
このようにデータ数が少ないときは、
個別データの少なさを全体で補うようにすると良いと思います。
逃げ馬有利、追い込みは効かない
続いて、脚質別の成績も見てみます。
(過去10年、単勝20倍以下の馬で集計)
これまた難しい結果になりました。
先行優位と言いたいところですが、
3コーナーの2番手3番手の回収率が低いです。
これを説明しようとすると、
4番手~7番手の好位~中団が有利で、
逃げ馬はこれとは別格で強い、
ということになるでしょうか。
実際には4~7番手を狙うのはかなり難しいので、
もし逃げ候補が1頭に決められれば買う、
という程度にしか利用できないかもしれません。
ディープインパクト産駒が好成績
脚質で選ぶのが難しいので、種牡馬別の成績を見てみましょう。
それなりのデータ数がある種牡馬を調べてみました。
(過去10年、単勝20倍以下の馬で集計。単勝回収率順。)
グラスワンダー、タニノギムレットの回収率は魅力ですが、
データ数を考えると安定しているのはディープインパクトでしょう。
複勝率は50%超え。
2頭に1頭が複勝圏内に入っているとは驚きです。
結論
昨日の反省を活かし、今日は素直に血統から行きたいと思います。
ディープインパクト産駒である、
サトノノブレス、ダコールの2頭を推します。
グラスワンダー産駒のメイショウカンパクもいますが
さすがに実力的にここでは厳しいと思います。
では、また夜に結果を投稿します。
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