【2016年朝日杯FS】過去レースの逃げ馬成績と脚質データ傾向
2016年12月18日(日)は朝日杯フューチュリティステークスです。
いつものように過去10年のレースで逃げた馬の成績や、上位馬の位置取りについて見ていきたいと思いますが、このレースは2014年から阪神競馬場で開催されるようになったため(それまでは中山競馬場)、実質的に見るべきは過去2年であることにご注意ください。
朝日杯FS 過去10年の逃げ馬の成績
朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の3コーナー先頭馬の成績は以下の通りです。
9年前にゴスホークケンが1着、10年前にオースミダイドウが3着に入りましたが、それ以来は複勝圏内すらありません。
ただ、2008年以降はベルカントを除いては概ね人気薄馬なので、実力が大きく足りなかったと見て良いかもしれません。
(そんな馬が展開次第では時々馬券に絡むからこそ逃げ馬は美味しいのですが)
阪神競馬場に移行した2014年以降についてもこれれだけではまだ何とも言えませんね。
朝日杯FS 過去10年の上位馬の脚質とレース傾向
続いて、過去10年の上位馬の脚質を見てみましょう。
過去10年で3位までに入線した馬の3コーナー順位は以下の通りでした。
ここで注目すべきは、2013年までは先行馬の好走が目立っていたのに、2014年以降の2年は差し・追い込み馬しか馬券になっていない点でしょう。
「たった2年なのでたまたまでは?」と思うもかもしれませんが、前半47秒台と決して早くはないペースであることや、阪神JFの過去の結果なども合わせると、はっきりと差し馬有利と言っていいと思います。
(参考記事:【2016年阪神JF】過去レースの逃げ馬成績と脚質データ傾向)
「阪神1600mは差し馬有利」というような内容はすでに広く知られていることですので、その分逃げ馬のオッズが高くなっていると考えるのが妥当であり、その結果として逃げ馬の期待回収率はやはり高いでしょう。
よってブレずに逃げ馬を追っていきます。
ここでは、「朝日杯FSを語る上では過去3年以上のデータを使ってしまうと逆に誤った傾向を読み取ってしまう危険性もある」ということをぜひ知っておいてください。
2015年朝日杯FSの動画
2年しか参考レースがないということなので、その中では印象深いレースとなった昨年の動画をご紹介しておきます。
武豊騎手の全G1制覇がかかったレースで騎乗馬は1番人気のエアスピネル。
直線ではその夢がかなったと思われたその直後に強烈な差し脚で交わすリオンディーズは圧巻でした。
ここで勝利したリオンディーズはマカヒキやサトノダイヤモンドとともにこの世代のトップ争いを続けましたが、残念ながらケガのため引退。
この後も熱い世代争いが続くと期待されていただけに寂しいですね。
では、また枠順確定後に、2016年朝日杯FSの逃げ馬と展開を予想したいと思います。
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