【2017年フェブラリーS】過去10年の逃げ馬の成績と脚質データ傾向
来週の日曜日、2月19日は2017年最初のG1であるフェブラリーSです。
昨年同様、過去10年の逃げ馬の成績を振り返ってみたいと思います。
フェブラリーステークス 過去10年の逃げ馬の成績
フェブラリーSの過去10年の3コーナー先頭馬の成績は以下の通りです。
逃げ馬は2011年にトランセンドが1番人気で勝ったのみ。
他は複勝圏内にすら入っていません。
ただし逃げた馬の多くは人気薄であり、どの馬もだいたい人気通りに走っていると見ることもできます。
よって特に逃げ馬が勝ちにくいレースであるとは言えないと思います。
フェブラリーステークス 過去10年の上位馬の脚質とレース傾向
続いて、過去10年のフェブラリーSで複勝圏内に入った馬が、道中どのような位置取りをしていたの見てみましょう。
過去10年で上位3位までに入線した馬の3コーナー順位は以下の通りでした。
特に1着馬は3Cの数字が小さい傾向のように見えます。
つまり、3コーナーで前の方で競馬をしていた馬が勝っていたということです。
重馬場だった昨年を除けば、ここ数年は2着馬も先行馬が多くなっています。
連対しやすいのは3コーナーで5番手以内の位置取りと言ってよいでしょう。
差し馬が台頭した2012年と2013年は、前半が早めの流れで前に行った馬が苦しい展開でした。
それでも2着に入ったエスポワールシチーは強い競馬をしたと思いますが、前半が46秒台半ばになると差しが効く形になりそうですね。
逆に言えば前半を47秒台で通過するような流れになれば、差し・追い込み勢は苦しそうです。
(先ほども述べた通り、昨年は重馬場なので度外視です)
トランセンドが勝った2011年フェブラリーステークスの動画
過去10年で唯一逃げ馬が勝った2011年のフェブラリーSの動画をご紹介します。
前年のジャパンカップダートを逃げ勝ち、1番人気で臨んだこのレース。
後ろを大きく引き離さずうまく自分のペースに抑えて、最後絶妙なタイミングで追い出しを図る鮮やかな逃げ切り勝ちをご覧ください。
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