【レース回顧】京王杯スプリングC、ヴィクトリアマイル

レジまぐ配信2週目の予想は完敗となりました。

有料配信をするとどうしても1レースごとの結果が気になってしまいます。

やはりレースごとに予想記事を売っている以上、買ってもらった人には馬券を取ってもらいたいですからね。

ただ、やはり普通に的中率を考えても5レースに1回程度を当てるのが関の山。

なので、各予想記事では価格以上の価値を得てもらうために、買い目以外にも自分が培ってきた有力な情報を記載しています。

正直なところ買い目そのものよりも得る価値は大きいと思いますので、予想を購入していただいた方はぜひ今後も読み返してください。

それを組み合わせるだけで有効な馬券術になると思います。

 

さて、それでは土曜日の京王杯スプリングCと日曜日のヴィクトリアマイルを振り返ってみたいと思います。

京王杯スプリングC

まずは土曜日の京王杯スプリングCからですが、全着順と私の計算した期待回収率は以下の通りでした。

ご覧の通り期待回収率100%を超えていたのはキャンベルジュニア1頭で、しかも128%となかなかの高い数字だったので、それなりに勝負馬券でした。

勝率的にはどれくらいの期待があったかというと、「期待勝率」の欄を見ての通りですが1番人気のサトノアラジンに肉薄するぐらい。

このオッズの差があって勝率がこれだけ近いのであれば、キャンベルジュニアの方で勝負するのが妥当だと今でも思っています。

 

しかし残念ながら勝ったのは、その肉薄していたサトノアラジンではなく2番人気のレッドファルクスでした。

期待勝率が15%ほどですから勝っても全く不思議ではありませんが、私(の指数)がこの馬を高く評価できなかったのは、「外有利」の馬場であったことを指数計算に反映できていないことが大きいと思います。

土曜日は「重馬場」まで馬場が悪化するところまでは想定通りだったのですが、雨によってかなり内外で脚の伸びが異なっており、普通に予想するのであれば「外を通る馬」を高評価しなければなりません。

しかし今の指数計算では、「過去この競馬場でこの枠はどのような成績だったか」ということは反映していても、「今日の馬場は内外どちらが有利か」ということは計算できません。

競馬場ごとに重馬場で有利な枠順なども考慮に入れればいいのかもしれせんが、参考になるデータ数が少ないので取り入れるかどうかは慎重な検討が必要だと思っています。

しかし、馬場とコース取りは予想における重要な要素ですので、何かしら計算式に取り込めるように検討していきたいと思っています。

 

なお、上位馬3頭は人気薄のクラレントを含めすべて直線で外を通った馬。

逃げて4着に粘ったヒルノデイバローも、もっと外を選んでいれば馬券圏内を狙えたと思っています。

そして私の本命のキャンベルジュニアにはこのヒルノデイバローのような走りを期待していたのですが、出負けした感じで思ったより控える形に。

4コーナーでごちゃついたこともありますが、もともと揉まれると弱いようで全く伸びませんでした。

 

高い回収率で期待をさせてしまい、勝負をさせてしまった方がいたら申し訳ありませんが、上記の通りこの馬の期待回収率は25%程度でしたので、4回に3回は負けるという考えを持った上で投資額を決めてもらえたらと思います。

 

ヴィクトリアマイル

続いて、日曜日のG1ヴィクトリアマイルです。

全着順と私の計算した期待回収率)は以下の通りでした。

期待回収率が100超えていたルージュバックとクイーンズリングを推奨しましたが、残念ながら勝ったのはアドマイヤリードでした。

 

事前の私の展開予想では、「前で馬場の良いところを選んで進められる馬が有利になるかと思いますが、よほど外か後ろでなければポジションとしては問題ない」と書いていましたが、期待回収率1位のルージュバックはまさかのほぼ最後方からの競馬を選択する形に。

この時点で私は負けをほぼ覚悟しました。

前走のように前でレースを進めることを予想して期待回収率計算でもプラス評価している側面があるだけに、今日の位置取りはとても残念でした。

 

どちらかと言うと頑張ってくれたのがクイーンズリングで、4コーナーで3番手まで進出してくれる動きは見せ、最後の200mまで叩き合いを演じてくれました。

結局最後は力負けした格好になりましたが、この内容であれば馬場やコース取りによっては勝ちまであったかもしれない、と思うこともできるので納得のいく結果でした。

 

勝ったアドマイヤリードも期待回収率は90%と比較的高評価でしたが、ルメール騎手がここしかないというような仕掛けどころでこの馬の脚を活かして見事に勝ち切りました。

抜けていたのはこの馬だけで、2着争いは内容にほぼ差がないと思います。

馬場が回復してきた内~中央を通った逃げ・先行馬勢と、まだ馬場が良い外を追い込んできたデンコウアンジュ。

結果はデンコウアンジュがギリギリ差して2着でしたが、馬場の乾き方がもう少し違うだけで全く違う着順になったと思います。

 

この2着を当てるのは今の私には難しいので、努力すべきは今回のアドマイヤリードのような馬を100%以上の期待回収率にすることだと思っています。

また、このレースが毎回荒れることからこの時期の牝馬は扱いが難しいのではないかという気もしていますので、夏以外の牝馬限定戦については「荒れやすい」ことを念頭に計算式を一部見直してみようと思います。(もちろん検証の結果で裏付けが取れなければ変更はしません)

 

このようにまだまだこの期待回収率の計算は改良の余地はたくさんあると思っており、今後も進化を続けていく予定ですので、このブログの回顧などで様子を見ながら購入を検討していただければと思います。

ただ、最初にお伝えした「計算式で評価しているポイント」については、予想記事でしか書きませんので、気になるレースだけでも購入することをおススメします。

 

ではまた!

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